日本旅館の宿泊料金って曖昧だと思われた事ありませんか?8000円〜15000円って書いてるのがほとんどですよね。通常こういう場合、1000円単位で9000円、10000円・・・と設定があるのですけど、何がどう違うのか解りずらいですよね。ビジネスホテルなんかは部屋代・朝食代などはっきり明記されていて非常に解りやすい。そもそも日本旅館の料金は「お客様のご予算で出きる限りのサービスを提供する」いう昔からの基本概念があります。その時々によりお値段に見合うサービス(お食事)をして満足していただくということです。最近は10000円か12000円の2種類しか設定のない旅館もありますがその場合はっきりお部屋のタイプとか食事のメニューが決められたいわば「定食」みたいなものと考えてください。そう考えれば日本旅館の料金は例えれえば「おすし屋さんのカウンター」です。「いくらいくらの予算で適当に見繕ってくれ〜」てな感じですね。
よく料金のあとに( )の中に書いてますよね。「サ込・税別」「サ別・税別」これをよく理解しないと後になって「えっ!」と思うことがでてきます。最近ある旅行雑誌の投稿欄に「会計時にとんでもなく高くなっていた」という苦情が載っていました。これは「サ込・税別」と「サ・税別」を認識していなかったために起こったトラブルでした。「サ」とは「サービス料」のことです。このサービス料とは宿泊の基本料金にかかるもので通常、この基本料金の15%にあたる料金がサービス料として精算されます。ですから「サ別」とは「サービス料は別途お支払い下さい」という意味です。「サ込」は「サービス料は含む」という意味ですので基本料金以外はぜい税金のみ別途支払うと言うことです。8000円の「サ別・税別」と「サ込・税別」で比べて見ますと、どちらも入湯税150円を入れて「サ別・税別」では9810円、「サ込・税別」では8550円となり差額1260円になります。これが2人分、3人分となれば結構大きな違いになるのです。ちなみに基本料金9000円の「サ込・税別」では9600円です。旅館によっては通常は「サ込・税別」でも格安プランでは「サ別・税別」になっていることもあるのでご注意下さい。お客様と旅館が納得した上で楽しい旅行の思い出を作りましょう。
「天然温泉」って言葉もよく耳にします。温泉自体地下から涌き出るものなので天然で当たり前のように感じます。しかし「温泉」の中で「天然」と呼べるのはごく限られた温泉にしか使えないのです。人の手が入らないのが本物の天然の温泉です。採掘するのは当然として、1つ目に温泉自体が自ら自噴していること。2つ目にお風呂の浴槽のお湯が100%温泉で占められている。温泉の温度が高すぎるところは水で温度を冷ましているため100%温泉ではなくなるのです。反対に温度が低いとボイラーなどで熱しています。もちろん温度が高くても湯量が少ない場合浴槽は適温になり100%温泉となります。3つ目に当然のようですが一度浴槽をはみ出したお湯がそのまま川などに流れているかです。しかしそうでないところは結構多いのです。いわゆる循環式のお風呂です。一度使われたお湯がろ過されまたお湯の出口から出てくる。私からするとぞっとします。というところでこの条件すべて満たして「天然温泉」となります。幸い当館の3つの源泉の温泉は自ら自噴し、主な源泉の温度が42.8度と適温のため豊富な温泉がそのまま浴槽に流れ込みます。もちろん100%。はみだした温泉はそのまま横を流れる川へ垂れ流しです。もちろん24時間入浴可能です。ここでいうのは「天然温泉」と「温泉」の区別です。天然温泉が本物の温泉でそれ以外は違うと言うわけではありません。もちろん地下深くから地熱により温められ温泉成分が入っていればどういう状況であれ「本物の温泉」なのです。多少水が入っていても効能などはさほど変わらないとおもいます詳しくは旅行雑誌「リーク」や九州人発行の「九州の本物の温泉」という本に詳しく載っていますのでそちらも参照してください。